ライフスタイル企業LFのモダン・ブリティッシュ・クラシック・ゴルフウェアブランドDAKS GOLF(ダックスゴルフ)が、英国の伝統的なハンティング文化を現代的に再解釈した「ハンティングクラブ・パディング」を軸に、26FWのアウター競争力強化に乗り出す。今シーズンのDAKS GOLFは、ブランドのルーツである英国ヘリテージをゴルフウェアの機能性と融合させると同時に、着用時期や活動目的に応じてアウター構成を細分化する。
DAKSが長年にわたり培ってきたクラシックなデザイン要素を、現在のゴルフ環境や装いのスタイルに合わせて新たに表現することでブランド固有のカラーを鮮明にし、初秋から真冬まで長期化したパディング需要にもきめ細かく対応するという戦略である。同社は、近年のファッション市場ではブランドが蓄積してきた歴史を現代の感覚に合わせて再解釈する流れが顕著であり、ゴルフウェアにおいても機能性や保温性にとどまらず、ブランドアイデンティティや日常での活用度までを考慮した消費が広がっていると説明した。これに合わせ、機能重視で似通いがちな冬のパディングに、DAKSならではの英国的なデザイン要素を盛り込むことに注力したという。
こうした方向性を集約したコレクションが、ハンティングクラブ・パディングである。英国の伝統的なカントリーハンティング文化に着想を得て、ハウンドトゥース柄やエンブレム、コーデュロイやレザーといったクラシックな要素を現代的に表現した。伝統的なハンティングウェアをそのまま再現するのではなく、スイングや移動の多いゴルフの特性を取り入れ、DAKS特有の英国的スタイルを現在のゴルフウェアへと落とし込んだ。
ハンティングクラブ・パディングは、メンズ・ウィメンズのキルティングジャケットを中心に全7アイテムで構成される。クラシックなハンティングウェアの雰囲気を保ちつつ、フィールドと日常を行き来できるようシルエットをシンプルに整え、定型的なダイヤモンド型から脱した変形キルティングを採用して現代的な印象を加えた。
ゴルフウェアに求められる動きやすさと実用性も反映した。メンズアイテムには肩部分にアクションバンド(Action Band)を採用し、スイング時の腕と肩の動きを快適にした。ウィメンズアイテムにはストリングディテールを施し、体型やスタイルに応じてシルエットを調整できるようにした。

素材と保温性の面では、コーデュロイとレザーを随所に用いてクラシックな雰囲気と上質な質感を引き出し、立体的なリブ(Rib)組織素材を加えて表面に自然な変化をもたせた。さらに、軽い着心地と保温性を両立したシンサレート(Thinsulate)の機能性中綿を採用し、ラウンドはもちろん日常でも気軽に着用できるようにした。
同社によると、9月から10月初旬にかけてハンティングモチーフのパディングは前年の類似アイテム比で15%伸長し、同期間のアウター全体の売上も前年比15%成長した。DAKS GOLFは今回のパディングを皮切りに、ベストやダウンといったアウターはもちろん、カジュアルパンツにまでハンティング由来のデザイン要素を拡大し、26FWシーズン全体へとつなげていく計画である。
アウターの展開方式も変えた。DAKS GOLFは今FWシーズン、軽量ダウンの発売時期を前年より2週間前倒しして初秋から始まるアウター需要に対応しており、アウターの商品構成も前年比1.5倍以上に細分化した。従来の軽量パディングと真冬用ダウン中心の構成から脱し、着用時期や活動目的、必要な保温レベルに応じて素材、中綿、重量を多様化したラインナップである。
ハンティングクラブ・パディングに続き、中軽量アウター「ソフト・アティテュード(Soft Attitude)」、真冬用の「ダックス・ロイヤル(DAKS Royal)」までを連続して展開する。季節の変化に合わせて保温性と着心地を変えた製品群で、初秋から真冬までさまざまな着用環境に対応する計画だ。
LF DAKS GOLFの関係者は「今シーズンは、DAKSが長年培ってきた英国ヘリテージを、現在のゴルフウェアに合わせてより鮮明に打ち出すことに注力した」とし、「ハンティングクラブ・パディングを皮切りに、ブランド固有のデザインアイデンティティを一貫して継承しながら、着用時期や活動目的に合わせてアウター構成を細分化し、顧客の選択肢を広げていく」と述べた。












